おしゃれな庭屋根7種類。メリットやデメリット・設置費用は？ | 入間市・所沢市・川越市の外構工事・エクステリアは吉川工業

日当たりや風通しの良い庭に屋根を設置すると、さらに快適な空間にすることができます。ただ、日当たりが減少することへの不安がある方や、費用がどのくらいかかるのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
この記事では、庭屋根の種類・庭屋根を設置するメリットとデメリット・費用相場・庭屋根を設置するか否かを判断するためのポイントについて解説します。この記事を最後まで読んでいただくと、庭屋根設置に関する疑問や不安を解消できますよ。

おしゃれな庭屋根7つの種類と特徴

庭屋根には、主に7つの種類があります。ここでは、各種類の庭屋根の特徴をご紹介します。

テラス屋根

「テラス屋根」とは、家屋に接している庭の一部分にタイルやウッドデッキでテラスを作り、その上に屋根を付けたものをいいます。テーブルやイスを置くと、ちょっとしたカフェスペースになる他、洗濯物を干すのにも便利です。

サンルーム（テラス囲い）

テラス屋根の周囲に、透明な壁を取り付けたものを「サンルーム（テラス囲い）」といいます。壁で守られているため、風雨が強いときも、洗濯物を慌てて取り込む必要がありません。また、花粉の侵入を防止できるため、ご家族に花粉症の方がいらっしゃる場合も安心です。

ガーデンルーム

サンルームを、より広くしたものが「ガーデンルーム」です。壁面を折戸パネルで開けることも可能で、開放感のある空間を演出します。

オーニング

「オーニング」は、布状の庭屋根です。素材は、主にテント生地が使われており、折り畳み可能なものが多いのが特徴です。角度を調節できるため、気象や気候の条件に合わせて風や光の加減をコントロールすることができます。例えば、台風などの強風が吹いた際には、素早く仕舞うことで被害を食い止められます。

パーゴラ

「パーゴラ」とは、イタリア語で「ブドウ棚」の意味で、つる性の植物を絡ませた木材を組んだ棚のことです。見た目が優雅で、自然素材の雰囲気を味わえるのが魅力です。

カーポート

駐車場に屋根を取り付けると「カーポート」に早変わりです。雨の日に乗車する際も濡れずに済みますし、お子さんやペットの遊び場としても活用できます。

ガレージ

「ガレージ」とは、主に自動車を格納するための大型スペースのことです。「車庫」といえば、分かりやすいでしょう。駐車だけでなく、趣味の空間として活用することもできます。

庭屋根を付けるメリット

庭屋根を設置すると、次のようなメリットがあります。

日よけになる

庭でちょっとした作業を行う際には、庭屋根があると日よけになります。直接日光を浴びなくて済むため、日焼け予防になる他、作業効率もアップします。

雨よけになる

庭屋根の下で洗濯物を干すようにすると、突然雨が降り出したとしても、庭屋根が雨よけになってくれます。また、庭に置いている子供の遊具などが雨に打たれることもありません。

室温の上昇を緩和できる

夏場の強い日差しが直接室内に入らないため、室温の上昇が緩和されます。過度に室温が上昇することがなくなり、エアコン代を節約できます。

生活スペースが広がる

生活スペースが広がることも、大きなメリットです。例えば、物置スペースを確保したり、テーブルを置いてくつろぎ空間にしたりすることができます。

庭屋根を付けるデメリット

残念ながら、庭屋根を付けるデメリットも存在します。次のようなものです。

室内への日当たりが悪くなる

室内への日差しが減るため、夏場にはメリットだったものが、冬場にはデメリットになってしまいます。「夏の暑さより冬の寒さの方が苦手だ」という方には、あまりおすすめできません。

破損する可能性がある

台風など強い風が吹いたときに、屋根の一部が破損する恐れがあります。こうした欠点を回避するには、布でできている「オーニング」がおすすめです。

税金が増える場合がある

庭屋根を設置すると、その範囲が延床面積の一部と見なされて、税額が増える可能性があります。気になる場合は、建築士などの専門家に相談してみましょう。

庭屋根設置の費用相場

庭屋根の設置にかかる費用相場を、種類ごとにご紹介します。

庭屋根を付けるか否かを見極めるためのポイント

最後に、ご自宅に庭屋根を設置するか否かを見極めるためのポイントをご紹介します。

設置した方が良い場合

小さなお子さんがいる

小さなお子さんがいる場合は、庭屋根があると、日よけ付きの遊び場を確保できます。

ご自宅が小さい

ご自宅が小さい場合は、緊急時の物置代わりになります。

ベランダに屋根がない

ベランダに屋根がない場合は、庭屋根を設置することで、雨の日も洗濯物を干せるようになります。

南または南東の方向に庭がある

南または南東の方向に庭がある場合は、庭屋根があることで、夏の強い日差しを緩和することができます。

設置しない方が良い場合

強風や突風が多い地域に住んでいる

強風や突風が多い地域だと、庭屋根が破損する恐れがあるため、設置を避けるのが無難です。

ベランダに屋根がある

ベランダに屋根がある場合は、雨の日も洗濯物を干せるため、庭屋根を設置するメリットは乏しいでしょう。

北または北西の方向に庭がある

北または北西の方向に庭がある場合は、冬場の日当たりがさらに悪くなります。

まとめ

以上、庭屋根について紹介しました。庭屋根には多くの種類があるため、それぞれの特徴をよく見極めた上で、最適なものを選ぶことが大切です。また、条件次第では庭屋根を設置しない方が良いケースがあるため、後悔しないように、ご自宅の立地条件などを踏まえて、設置するか否かをじっくり検討してくださいね。

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